屋根裏部屋作成の話 20181110
暑さが厳しく、またひと月経過
これで完成までいけるのか不安になってきました
作業できない間悩んでいたのは「根太はり」についてです
シンプソン金具を用いて根太をはっているのですが、とても苦労しています
それは
①梁と梁の間隔が一定ではなく、都度計測して木材を切断しなければならないこと
②金具設置箇所まで近づくに際して、足場が厳しいということ
③梁が異様に硬く、釘もコーススレッドもなかなか入らないこと
(これは体制が悪く、力が入らない事も一因かもしれません)
④根太をはるのに、左右水平、奥行き水平を取らねばならぬこと
などなどです
写真左手、木々しい梁がでてきました
角材の梁ではないので、梁の上に床板は貼れません
また、根太をはるにしても、奥行き水平を取る為の苦労が容易に想像つきます
さらに、あそこまで行って作業するにはどうしたらいいか…などなど、早速手詰まり感がありました
その解決策が、写真右手側にある2x4材の板です
実は写真奥には屋根を支える為の柱が水平に走っていました
そして屋根板との間には結構スペースが空いています
なので、「根太をはってその上に床板をはる」のではなく、「2x4材の梁を渡し、そこに床板をはる」事にしたのです
これならば、根太はりの苦労はだいぶ軽減されます
ただし、これにはいくつかの悩みが存在します
①2x4の梁を固定する際、奥の方は身体が入らない為、固定できないこと
②2x4材はたわみや反りなどがあり、床板に波打つかもしれないこと
③2x4材の厚さ分だけ、天井との高さが近くなってしまうこと
などがありましたが、以下のように考えました
①については、手前を固定する
また、2x4材に床板をはる為、負荷は分散され、2x4材の中心に圧が加わっても、しなりは少ないであろう
②については、多少の影響はあるだろうが、床板固定の際に気を配ることにする
(どのみち、多かれ少なかれ傾斜は発生する)
③については、木々しい梁に根太をはってもやはり同じく高さを奪われるので、諦める
ここまで工法を考えなおすのに相当悩みました
最初からこの工法だったら、もう少し簡単だったかもしれません
これは2x4の梁の長さを検討しているところです
結局、2750mmとしました
2750mmの梁を、柱の真ん中で固定します
(写真の柱には黒い線が引いてありますが、これは私が引いたものではなく、柱を立てた業者が書いた中心線だと思いますので、梁の端はここに揃える事にしました)
にしても、すごいホコリ、砂、ごみ
これを片付けながら作業するので、捗りません
きっと業者さんに頼むと、掃除などはしないで終わらせる事になると思います
結局、自分のこだわりが作業スピードに影響を与えてるわけですが、納得して先に進みたいというのが私の考え方なわけで…
まだまだホコリだらけで、次回へ続きます