もぶわさおの「ダメ人間さんいらっしゃい」ブログ

技術系ブログにしたかったのにそうもいかなくなったけど、閉鎖するのもアレだからなんか書くブログです

MRIによる閉所恐怖症について

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MRIさん

わさおは今、病院に入院してます

まあ、色々ありまして…

 

せっかくなんで、今回体験した

MRI こわい」

について、感じた事を書いてみようと思います

 

体験なので、人それぞれかもしれませんが、MRI(特に頭部MRI)が怖いと感じる人には一助となるかもしれません

※予め言っておきますと、オープン型MRIの話ではありません。悪しからず

 

さて

 

わさおは最近、自分が閉所恐怖症だと思うようになりました

 

話は数日前に初めて受けた頭部MRI撮影の時まで遡ります

 

まずMRIとは、写真の通りの姿をしておりまして、真ん中の空洞に身体を入れて、身体の内部の状態を撮影する装置のことです

CTとの違いは、放射線ではなく、磁力の力で体内の状態を確認できるので、被曝リスクが下がることですね

 

わさおの場合、首だったのですが、頭部全体の撮影になりました

 

MRIの撮影段取りは以下のようになります

 

①金属類を外す(金歯、銀歯みたいに外れないのはOK)

②台の上に仰向けで横になり手を組まされる

③右手に緊急中止ボタンを渡される

④耳栓をつける

⑤台に頭を固定する

⑥鉄仮面みたいのを被せられる(ジャギみたいな…と言ってもわからないか(笑))

⑦身体が動かないようにベルトで固定する

⑧更に足も固定する(ブロックみたいので)

⑨機械の中へGOする(頭方向からイン)

 

時間にして20分なのですが、まず、

④耳栓をつけられたのはいいのですが、

⑥のジャギ仮面で視界が格子のように遮られ、かつ、音がこもり、密閉された感じになり、いきなり不安になりました

仮面の存在が、距離感を狂わせてくる気もしました

 

⑦⑧は拘束です

そんなにガッチリはしてなかったけど、身体がデカいわさおは、左右に詰め物されて、尚更窮屈でした

 

そして⑨で不安はピークです

肩幅ギリギリ、鉄仮面から数センチしか距離のない暗闇に押し込まれたのです

しかも、上半身くらいまで機械に入っており、腿から先くらいしか機械から出てない(気がしてましたが、自分では確認できないです。頭が固定されているので)

何故だか超怖いのです

息ができなくなるのでは?という恐怖もありました

 

音が怖いという方もいらっしゃるようですが、わさおは音ではなく、この閉鎖された身動き取れない空間が果てしなく怖く感じたのです

 

火葬場の火葬室はこんなでしょうか…

 

わさおは20分我慢できました…

汗びっしりでしたが、機械から時折出てくる風を感じながら、目を閉じてやり過ごす事に成功しました

やったよ、わさお

 

そしてMRIは、わさおに不安と恐怖を植えつける事に成功したのです…

 

映画なんかで、部屋の底から水が湧いてきて、天井付近でアップアップするシーンを見て、わさおは怯みますが、あれと同じ感覚だった気がします

 

そんなこんなで、ここからが本題

 

数日後の本日、初MRIの恐怖も消えないわさおに、第二弾のMRI撮影が待っていました

とはいえ、病院は違うので同じMRIではないはずです

 

まず、結果から言うと、

「こわくない」

でした

 

時間は30分ほどだったのですが、怖くなかったのです

何故怖くなかったのか?

 

MRIはGEのトンネル型MRIでした

今日のは東芝のトンネル型MRIでした

 

昨今は圧迫空間が苦手な方向けに、オープン型MRIというのがあるようです

残念ながらわさおはオープン型に入った事はありませんでしたが、東芝MRIでは我慢することなく耐えられました

 

何故でしょうか

 

まず、鉄仮面が視界を遮るのですが、露出部分が大きかったこと

そして、鉄仮面にミラーがついていて、見ると天頂方向が見えていること

 

が理由としてあがります

 

他にも

MRIの径が大きく、壁までの距離があること

拘束が緩く、足は自由だったこと

音はうるさいが、耳栓されてなかったこと

肩口くらいまでしか、機械に入っていないこと

などが理由かと思います

 

もしMRIに不安のある方は、このあたりを確認してみるといいのではないでしょうか

 

逆に病院の方にお願いしたいのは

・経過時間と予定時間を見えるようにしてほしい

・問題なければ、周りで作業するなり、人の気配をさせていて欲しい

・頭部先端を上り坂にして欲しい

といった事ですね

鏡をつけて外が見えるのもありです

 

ではでは