もぶわさおの「ダメ人間さんいらっしゃい」ブログ

技術系ブログにしたかったのにそうもいかなくなったけど、閉鎖するのもアレだからなんか書くブログです

屋根裏部屋作成の話 20181223

前回、防湿層の話をしましたが、今回もその作業の続きです

 

年末に寒波がくるとの予報があり、断熱材敷設を急いでいますが、遅々として進みません

やはり平日普通に働いて、週末作業となると、疲れが抜けてないせいか、ヘトヘトです

 

ちなみにわさおは、近くのビバホームで木材や板を指定の寸法でカットしてもらい、ビバホームの軽トラで家まで運びます

 

しかし当然ながら木材も毎回好みのものが手に入るわけでもなく、入手に時間がかかる場合もあります

木材はなるべく節がなく、ソリのないものを選びたいので

 

あと、自宅玄関まで運んだ木材を屋根裏まで運ぶのも結構大変です…

これだけで一日終わることもあります

 

さて

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写真を貼りましたが、特に語ることもなく、以下の繰り返しです

①2x4で梁を渡し、固定する

②仮の板を渡し、天井裏に溜まったホコリを取り除く

③防湿シートをタッカーで留めていく

 

何故一箇所一箇所、完成させて次へ進まないのか?と思う方もいるかもしれませんが理由は簡単で、グラスウール断熱材を扱う時間を短く済ませる為です

グラスウールは細かいガラス繊維で空気中を舞います

それが肌に刺さったりして、チクチクするらしいので、刺さりにくいように、ウィンドブレーカーのような服を着て、マスクとゴーグルをして作業をするのですが、そんな厄介な素材を何度もいじりたくないので、まとめて敷設してしまいたいのです

なので作業が並列化しています

 

ともあれ、年内もあと数日

28日まで仕事なので、何日作業できますやら

 

屋根裏部屋作成の話 20181216

前回、工法を変更した件まで話をしました

今回は防湿層を作ることにしました

 

防湿層とは、結露によるカビ発生などを防止する為の仕組みです

天井まで登った湿気が屋根裏に進入した際、湿気を逃す機能を持ちます

 

具体的には、透湿防水シートを敷くことで作成する他、断熱材自体にその機能がついたものもあります

(フィルムで包まれた断熱材は防湿層作成の手間を省いてくれます)

 

わさおが用意した断熱材もフィルム入りのを選んだつもりだったのですが、全面がフィルムでなく、切り落とし箇所がフィルムがついていない(という話だった)物でした

ですので、防湿層作成の手順が必要だと考えたわけです

 

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んで、これらが透湿防水シートを貼っている最中の写真です

フクビ化学のバリアエースという商品です

これらをタッカーという電動式ホチキスで留めていきます

しかしまあ、これもかなりの労力なんです

なんせ足場は悪いし、何箇所も留めなければならないし

防湿「層」なので穴があっては意味がありませんので、かなり念入りにしています

また、タッカーの音が結構響くので、近所迷惑をかけないよう、夜間作業は禁止です


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とりあえず、シートを留められる箇所を留め、板を仮置き。うん、らしくなってきましたね


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そして隣のレーンにも2x4材で梁を仮にかけてみました

しかし、あの下も防湿層を作るかと思うと気が滅入りますね…


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折角なんでパノラマ

まだまだ作業が必要です

もう12月なのになー

屋根裏部屋作成の話 断熱材について

当初わさおは、屋根裏を物置にする為、屋根裏部屋の作成を開始しました

しかしながら、屋根裏に登ってからというもの、二階の天井裏に断熱材が入っていない事により、寒暖が厳しい事に気がつきました

 

そこで断熱材や、それに類するものに関して調べた事をかき並べます

 

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まずはこれ、グラスウール

細いガラス繊維の断熱材です

鉱物から作ったロックウールというものもあるそうですが、見た目と機能は大差ないはず

グラスウールを選ぶ際は、施工する箇所の幅、必要な断熱量により、商品を選びます

基本的には厚ければ厚いだけ(例えば50mmより100mm)、重ければ重いだけ(例えば10kより20k)、断熱量が多いはずです

写真のものはフィルムに包まれており、グラスウールを直接触らなくてすみますが、フィルムに包まれていないものも存在します

またフィルムには、透湿、防水機能があり、湿気を逃して貯めないようになっています

湿気を溜めてしまうと、いかにガラス繊維とはいえカビてしまうのです

あと、商品により、床、壁、天井向けの商品がありますので、調べてから買いましょう


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次は板状のもの

ウレタンフォームなどで出来た断熱材

板になっているので、床下に敷き詰めたりできる事が利点ですが、施工面積比で高くつく印象です

また、燃えやすいらしく、火の周りなどでは使えません

ちなみにグラスウール100mm厚とウレタンフォーム50mm厚がだいたい同じ断熱量だと、わさおは認識しています


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梱包材(通称プチプチ)などなど

これらで断熱材の代替にならないか?とよく話にのぼりますが、「やらないよりはマシ」くらいの感覚だと思います

だって、これでいいなら、わざわざ断熱材を作るメーカーも必要がないし、高いお金かけて買う施工店もないでしょう?

 

高いには高いなりのメリットがあるのだと思います

また、断熱材は確かに微妙に高いのですが、寒暖差が少ない事は風邪をひきにくくしたり、エアコンの使用が少なくて済むはずです

過剰にする必要はありませんが、必要充分はあるべきだと思います

屋根裏部屋作成の話 20181110

暑さが厳しく、またひと月経過

これで完成までいけるのか不安になってきました

 

作業できない間悩んでいたのは「根太はり」についてです

シンプソン金具を用いて根太をはっているのですが、とても苦労しています

それは

①梁と梁の間隔が一定ではなく、都度計測して木材を切断しなければならないこと

②金具設置箇所まで近づくに際して、足場が厳しいということ

③梁が異様に硬く、釘もコーススレッドもなかなか入らないこと

(これは体制が悪く、力が入らない事も一因かもしれません)

④根太をはるのに、左右水平、奥行き水平を取らねばならぬこと

などなどです

 

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写真左手、木々しい梁がでてきました

角材の梁ではないので、梁の上に床板は貼れません

また、根太をはるにしても、奥行き水平を取る為の苦労が容易に想像つきます

さらに、あそこまで行って作業するにはどうしたらいいか…などなど、早速手詰まり感がありました

 

その解決策が、写真右手側にある2x4材の板です

実は写真奥には屋根を支える為の柱が水平に走っていました

そして屋根板との間には結構スペースが空いています

なので、「根太をはってその上に床板をはる」のではなく、「2x4材の梁を渡し、そこに床板をはる」事にしたのです

 

これならば、根太はりの苦労はだいぶ軽減されます

ただし、これにはいくつかの悩みが存在します

①2x4の梁を固定する際、奥の方は身体が入らない為、固定できないこと

②2x4材はたわみや反りなどがあり、床板に波打つかもしれないこと

③2x4材の厚さ分だけ、天井との高さが近くなってしまうこと

などがありましたが、以下のように考えました

①については、手前を固定する

また、2x4材に床板をはる為、負荷は分散され、2x4材の中心に圧が加わっても、しなりは少ないであろう

②については、多少の影響はあるだろうが、床板固定の際に気を配ることにする

(どのみち、多かれ少なかれ傾斜は発生する)

③については、木々しい梁に根太をはってもやはり同じく高さを奪われるので、諦める

 

ここまで工法を考えなおすのに相当悩みました

最初からこの工法だったら、もう少し簡単だったかもしれません


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これは2x4の梁の長さを検討しているところです

結局、2750mmとしました

2750mmの梁を、柱の真ん中で固定します

(写真の柱には黒い線が引いてありますが、これは私が引いたものではなく、柱を立てた業者が書いた中心線だと思いますので、梁の端はここに揃える事にしました)


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にしても、すごいホコリ、砂、ごみ

これを片付けながら作業するので、捗りません

きっと業者さんに頼むと、掃除などはしないで終わらせる事になると思います

結局、自分のこだわりが作業スピードに影響を与えてるわけですが、納得して先に進みたいというのが私の考え方なわけで…


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まだまだホコリだらけで、次回へ続きます

屋根裏部屋作成の話 20181008

またしても、随分時間が経過してしまいました

理由は至って明確で、今年の夏は極めて暑かったのです

そうでなかったとしても、屋根の裏には断熱材がなく、屋根裏の室温は気温+5度といった感じなのです

そんな中で、しかも足場の悪い中作業するのは自殺行為です

この暑さも後々なんとかしなければならないのですが、とりあえず涼しい時期に入り始めたので作業再開です

 

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まずご覧いただいているのは、入り口の真ん前、脚立の先の空間です

左右は角材の梁なので作業しやすいのですが、真ん中に棒が立っています

これは天井を吊るしている垂木(たるき?)です

こういった垂木は天井裏ではよく見かけるのですが、板を敷いて床にする際、邪魔になるのは明白です

また、三角屋根の傾斜があり、向こう側はあまりスペースとして役にはたちません

私は梁の上に立った柱までを床にする予定です


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さて、前回同様に根太をはります

にしても、ホコリがすごいわ、暗いわ、足場が悪いわ、慣れがないわで大変です

ちなみに、画面左下にある板は床板として買ってきた合板です

ビバホームにてカットしてもらいました

実は入り口の開口部の狭さや天井の低さなどが相まって、板が大きいと搬入できないのです

どなたかのサイトで見ましたが、合板を長い板3枚に切断して使うと取り回しがよいと書いてありました

ですが、板を切るということは、板と板を並べた際に段差ができる事を意味します

段差のない床に仕上げるのは大変ではないかと今から気になってしまいますが、一旦は今のやり方で進みます


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一番奥まで板を渡しました

垂木はどうしたかって?

根太を垂木に隣接して設置し、垂木を根太に接合しました

根太でも充分天井を支えられます

ただ、固定する為にコーススレッドを打ち込んだのですが、とても狭く、大変でしたが…


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写真は隣のレーン(?)です

木々しい梁が見えてます

あそこに根太を設置するの?と、今から不安バリバリです


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とりあえず、荷物を置けるようになりました

はじめての床で少し達成感が得られましたが、まだまだ先は長いと思います

屋根裏部屋作成の話 20180408

前回、和室の天井に穴を穿ち、屋根裏への移動を可能にしたわさおです

 

本日よりいよいよ、屋根裏部屋の作成に入ります

 

屋根裏部屋の作成についてですが、現時点では

①床板を貼る

②階段を作る

③電灯や電源を用意する

くらいにしか考えていません

というのも、現地調査の際に見えたものだけではプランが立ちそうになかったからです

 

で、まずは①の作業が必要となるわけですが、何から手をつけていいのやら…

 

とにかく、脚立の上ではラチがあきません

作業できるだけの場所が必要です

床を作る為の床を作らなければならない、という、果てしなく哲学的な命題を、現実に落とし込まねばなりません

 

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で、実家から拝借した板

重たい木の板で、まるで机の天板のようでした

ひとまずわさおが乗って折れない板を借りたのです


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脚立の上からの景色

おや?なんだい、この木々しい梁は…

そうです、角材の梁ではなかったのです

これは後から大変苦労するハメになりそうです


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ひとまず、この木々しい梁の向こうに見える空間に、角材の梁でできた平らな地形が見えました

あそこを陣地とする為にはまず板が必要です

お近くのビバホームに出陣します


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板、といっても色々あります

いわゆるベニヤ板のようなものや、構造用合板、フローリング材などなど

まあ、一般的なのは構造用合板でしょうか

針葉樹合板(F☆☆☆☆仕様)を買いました

ちなみに、F☆☆☆☆仕様というのは、環境ホルモンなどの有害物質が少なく、家の中で使ってもシックハウス症候群になりにくいですよ、という意味らしいです

 

本当は床を塗装したりクッションフロアを敷くのが面倒くさいので、塗装してある合板を使ってラクする予定だったのですが、シックハウス対策的にダメらしく、却下しました


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で、設置しました

(すいません、写真ブレブレです…)

板は丸ノコで切りましたが、やはり素人なので、線通りには切れませんでした

まあ、足場だと考え、見切ることにしました

 

また、板の下に何もないと不安な為、根太を設置しました

根太というのは、梁と梁の間を走る床板を支える為の木の事です

私は2x4材をシンプソン金具という金具で固定して根太を張りました

 

2x4材のような規格木材を組むのに便利な金具としてシンプソン金具というのが売られています

わさおが使ったのはダブルシェアハンガー LUS24という金具です

これは梁に対し根太をはるのに適した形をしています

 

また、耐荷重も出ていたのでこれを使うのが良かろうと大量買いしました

ビバホームには在庫がなかった為、ジョイフル本田での調達になりました

 

それにしても、足場として作業できる場所が、梁の上しかなく、身体が安定しない状態で木材を切ったり、金具をつけたり、非常に苦しい作業でした

しかもなんか、梁がとてつもなく硬く、コーススレッドも釘もなかなか受け付けない

参りました…

 

ともあれ、七難八苦したおかげで、最初の作業スペースの床がはれたわけです

 

この時点では、シンプソン金具さえあれば床板をはることなどワケない、そう思っていたのですが、この後、その目論見は完全にハズレることになるのでした…

屋根裏部屋作成の話 20180324

前回の実地調査から数ヶ月

その間、作業は何もしていませんw

というか、作業するに際してどうするかを悩んでいました(これは本当。ずーっとアレコレ悩んでました)

 

というのも、屋根裏に登る方法は、前回の実地調査時に登った二階の押入れからしかなく、木材の搬入はかなり厳しいのです

 

また、実際に屋根裏部屋として使うに際し、入り口の階段はどこに設置するべきか、などなど、考えるべき事が山ほどあったのです

(最悪、手に負えない場合、屋根裏への移動口を塞ぐ方法などもねw)

 

で、色々悩んだ結果、これ以上机上では話が進まないという事になり、入り口を確保することにしました

 

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ここは二階の和室

天井板の化粧板が剥がれてきてたので、どのみち何とかしたいなと思っていた箇所でした

ここに穴を穿つことにしました


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ちなみに、相当な汚れが落ちてくる事が想像される為、養生というかなんというか、家具や荷物をビニールシートで包んでいます


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マスキングテープを貼り、位置を定めました

ちなみに穴はどうやってあけるかというと

①ドリルを使い、ジグソーの歯が通る穴を開ける

②ジグソーを使い、四角に切り抜く

という感じです

しかし天井裏には100vの配線が走ってるので、それらの電線をジグソーで切ったりしないかが気がかりでした

一応、実地調査の際、電線が少ない箇所にあたりをつけてはいましたが、いきなり連載終了は避けたいところではあります(笑)


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開口しました

かなりのホコリで、いきなり掃除が大変な予感です

そしてもう引き下がれない感…

ちなみに、簡易的に階段みたいなものをはめ込んでいますが…

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まあ、こんな感じで大失敗…

2x4材に1x4材をコーススレッドでとめた簡易階段でしたが、全く耐荷重的にムリでした

足をケガする幸先の良い(笑)スタートになりました


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で、まあ、安全装備には出し惜しみしてはいけないよ、という授業料を身体で払い、まずは脚立を用意する事になりました

ちなみに、和室の床から屋根裏の梁までの高さは280センチくらいでした

 

また、木材と脚立で出費は8500円くらいだったはずです

 

それではまた次回